CBD と
抗てんかん薬の併用
カンナビジオール(CBD)は驚くほど安全な薬です。現在、CBDの安全性に関する最も大きな懸念と言えば、CBD を高用量で摂った場合に他の医薬品の代謝を変化させる可能性があるという点です。つまり、CBD は他の医薬品の毒性を高める可能性があるということです。この点は特にてんかんの治療において注目されています—抗てんかん薬の過剰摂取は非常に危険だからです。
カンナビジオール(CBD)は驚くほど安全な薬です。現在、CBDの安全性に関する最も大きな懸念と言えば、CBD を高用量で摂った場合に他の医薬品の代謝を変化させる可能性があるという点です。つまり、CBD は他の医薬品の毒性を高める可能性があるということです。この点は特にてんかんの治療において注目されています—抗てんかん薬の過剰摂取は非常に危険だからです。
ある種のてんかんの治療に CBD が有効であることは明らかですが、ではいったいどの製品を選べばいいのか、他の治療薬とどのように併用したらいいのか、どうやって用量を決めるのか、患者は迷っています。CBDアイソレートを使った製品は品質が一定であることが利点ですが、色々な問題もあります。高用量の純粋な CBD を経口摂取すると小児てんかんの発作が減少するというエビデンスは豊富です。てんかんの子どもは、まず体重1キロあたり5ミリグラム(5 mg/kg)を1日1回摂取します。それから用量を、毎週 5〜10 ミリグラム程度増やしていき、投与も一日のうち2回または3回に分けて行います。その間、患者の主治医は、新しい副作用や他の治療薬の代謝に変化がないかをチェックします。20 mg/kg の CBD で効果が現れる患者もいますし、多ければ一日に 50 mg/kg が必要な人もいます。
10歳の少年デヴィッドに最初のてんかん発作が起きたのは生後2か月のときでした。感光性の全身性強直間代発作が、一日に1回から4回ほどありました。2種類の抗けいれん薬、ラモトリギン(日本では商品名ラミクタール)とバルプロ酸を摂取していたにもかかわらず、発作は毎日起こりました。それまでに、カルバマゼピン(商品名テグレトール)、フェノバルビタール(商品名フェノバール)、ゾニサミド(商品名エクセグラン)、レベチラセタム(商品名イーケプラ)を試していましたが効果はありませんでした。
By the Editors of Reader’s Digest & Project CBD: Everything You Need to Know About What It Helps, Where to Buy It, and How to Take It.