抗がん剤とCBDの併用

抗がん剤とCBDの併用

CBDと抗がん剤との間にどのような相互作用があるかについて論じた 10 の論文を検証します。
cancer cell and lab tray with dropper

マサチューセッツ州 スプリングフィールドのウェスタン・ニューイングランド大学の科学者らが、CBD と抗がん剤との間にどのような相互作用があるかを明らかにした 10 の論文を検証しました。10 の研究のうち半数は、CBD が抗がん剤の代謝と体内分布にどのような影響を与え得るか、という、Project CBD以前から記事として取り上げてきた問題に関するものでした。

著者らは、CBD を高用量に、あるいは日常的に摂取した場合、CYP と呼ばれる一連の薬物代謝酵素の量を増加させることも減少させることもあり、それによって医薬品の有効性が変化すると述べています。さらに高用量を摂取した場合 CBD は、腫瘍が抗がん剤に抵抗するために産生する特定のタンパク質の発現に影響することもあります。

マウスを使った実験では、CBD は、抗がん剤パクリタキセルが原因のニューロパチーを予防あるいは軽減させます(軽い刺激さえも疼痛を引き起こすこの症状は異痛症 [アロディニア] と呼ばれます)。著者らはまた、CBD が抗がん剤と相乗効果を発揮し、グリオブラストーマ(重篤な脳腫瘍)や多発性骨髄腫(骨のがんの一種)の患者の生存率を改善させたことを示すいくつかの論文にハイライトを当てています。これらの結果からは CBD ががん治療に何らかの影響を与え得ることが明確ですが、それによってどれくらいの数の人の治療の助けになる(あるいは害を及ぼす)か、またどういった人々がその対象になるのかについてはわかりません。

とは言え、THC はすでに、がん患者の消耗症候群の治療薬として承認されています。大麻はスケジュール I の規制薬物ですが、すでにがん治療に大麻を取り入れている人たちが存在していることを利用して、臨床試験が行われるべきでしょう。大麻をがん治療に取り入れることに関しては、懸念すべきこともいくつかありますが、治療の役に立つ可能性を思わせる説得力のある材料も多いのです。

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