医療大麻と自閉症
—その複雑な関係

医療大麻と自閉症
—その複雑な関係

CBDとTHCは、自閉症スペクトラム障害に伴う行動と健康の問題を軽減します。
CBDとTHCは、自閉症スペクトラム障害に伴う行動と健康の問題を軽減します。

自閉症スペクトラム障害は意見の分かれる疾患です。興味が限定的だったり、行動が反復的だったり、対人関係がうまく持てなかったりといった非定型的な特徴をひとまとめにする名称ですが、自閉症というのは、標準的な神経を持つ私たちが思うよりも、実はもっと多様性のある疾患なのです。

「スペクトラム」という言葉が使われるのは、自閉症の重篤度にばらつきがあるからです — そしてスペクトラムの一端には高機能自閉症患者が、逆の一端には発語障害と重度の知的障害を持つ人がいます。でも、このように自閉症を直線的に定義することは、自閉症の人々の多くに特徴的な、感情面、行動面、肉体面での問題の複雑な絡まり合いを網羅するには十分でありません。

だからこそおそらくは、同じく複雑な構成を持つ大麻草が、自閉症に伴うさまざまな行動障害を改善するだけでなく、炎症性腸疾患、睡眠障害、てんかんなど、一部の併存疾患の症状を改善するのに役立つのかもしれません。

自閉症とは何か?

自閉症、autisum の語源は、「自己」を意味するギリシャ語の「autos」であり、現在では自閉症に特徴的な行動と認識される子どもの行動を指してこの言葉が最初に使われたのは 1940年代のことです。

自閉症スペクトラム障害がなぜ発症するのかについてはほとんどわかっていません。遺伝子が要因の一つかもしれませんし、高齢での出産も一因かもしれません。妊娠中の重金属への暴露と関係があるとする[1]もあります。自閉症スペクトラム障害の兆候が2歳頃に現れるケースがあることから、幼児期のワクチン接種が一因とする、未証明の仮説もあります。

原因が何であれ、自閉症の子を持つ両親は突如、子どものさまざまな問題行動や身体的な症状と向き合わなければならなくなります。そして、医師からはほとんど何のサポートもアドバイスも得られないことが多いのです。

自傷行為や、自分および他者に対する攻撃的な行動を見せる子どもには、医師は往々にして、抗精神病薬、抗うつ薬または鎮静剤などの処方薬数種を混ぜ合わせて処方し、暴力的な行動の発作が起きるのを防ごうとします。

併存疾患

自閉症スペクトラム障害についての理解が進むにつれ、暴力的な発作や自傷行為は、実はその下に潜む、診断のついていない健康問題が症状として現れたものであることに医師らは気づきつつあります。

併存疾患 — 複数の疾患が一人の患者に同時に発症している状態 — は、自閉症スペクトラム障害の患者に多く見られます。自閉症スペクトラム障害を持つ人の 20%が、同時にてんかん、消化器疾患、不安神経症、ADHD、睡眠障害、摂食障害その他の症状を抱えているのです[2]。

自閉症と併存する疾患の中には、見てそれとわかるものもあります。でも、たとえば発語障害のある子どもや成人が痛みを感じている場合、彼らが突然暴力的な行為におよぶのは、単にその不快感を表現しているだけ[3]なのかもしれないのです。その場合、痛みの原因を取り除くことで、問題行動が改善されることもよくあります。

自閉症スペクトラム障害の患者にとって、痛みとは単なる肉体的感覚ではありません。大学生のときに自閉症と診断されたジャスティン・クラークの場合、自閉症の人にありがちな感覚過負荷が精神的苦痛の原因となり、不安神経症となって表れます。

「感覚が原因の痛みも痛みであることに変わりはありません」とジャスティンは説明します。「僕の潜在意識の中では常に、どこか後ろの方で不安という感覚がくすぶっているんです」。ジャスティンの場合、医療大麻を使うことでこの感覚過負荷が軽減され、不安がやわらいで、普通の日常生活を送れるようになるのです — これについては後ほどまたお話しします。

自閉症とエンドカンナビノイド・システム

科学者たちは、興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸と抑制性神経伝達物質である GABA (どちらも神経の発達と全般的な脳の機能に欠かせない神経伝達物質です)の不均衡[4]が、自閉症スペクトラム障害に伴うさまざまな行動的特徴、また睡眠障害や不安神経症といったよくある併存疾患の原因ではないかと考え始めています。

簡単に言えば、交感神経系に、落ち着いてリラックスした状態に戻れという信号が届いていないのです。GABA の減少は、てんかん、アルツハイマー病、統合失調症、うつ病、筋骨格疾患を含むさまざまな疾患でも認められています[5]。

エンドカンナビノイド・システムは、身体のホメオスタシスを調節する要であり、内因性カンナビノイド(アナンダミドと 2-AG)を逆行性に分泌してシナプス後の CB1 カンナビノイド受容体に結合させることにより、神経活動のバランスが保てるようにしています。2-AG が特定の GABA 受容体を増強する[6]ことにより、GABA とグルタミン酸による信号伝達がちょうど良いバランスになるように調節するのもエンドカンナビノイド・システムの働きの一つです。

現在、自閉症の研究には、自閉症の特定の症状にフォーカスを当てた還元主義的なアプローチを取る傾向がありますが、実は、より大きな意味でのエンドカンナビノイド・システム内のバランスの崩れが、自閉症の症状に、感情面や行動面の障害だけでなく、消化器疾患、てんかん、睡眠障害などが含まれる原因である可能性があります。

内因性カンナビノイドが変化することが、さまざまな精神疾患・神経疾患の発症の一因となる[7]ということははっきりと実証されており、したがって、エンドカンナビノイド・システムの異常が自閉症発症にとって極めて重要な要因であるというのももっともなことと思われます。

遺伝子発現についての研究

自閉症患者の死後脳における遺伝子発現を調べたところ、すべての対象において、CB1 受容体の発現[8]が少なかったことがわかりました。このことは当然、エンドカンナビノイド・システムが神経学的ホメオスタシスを維持する能力に影響を与えます。また、内因性カンナビノイドであるアナンダミド(AEA)と、類似脂質分子である N-パルミトイルエタノールアミン(PEA)および N-オレオイルエタノールアミン(OEA)も少ないということが、自閉症の子ども 93人においても認められ[9]、ある種のエンドカンナビノイド欠乏症が自閉症に寄与している可能性を示唆しています。

そこに因果関係が存在するかどうかは明らかではありませんが、自閉症の子どもにはその他にもエンドカンナビノイド・システムの変異が認められます。自閉症の子どもと健常な子どもにおける CB2 受容体の発現を比較した研究では、自閉症の子どもの CB2 受容体が大幅に増加していました[10]。この CB2 受容体発現の増加はエンドカンナビノイド・システムによる補償作用であり、自閉症の人に往々にして見られる炎症の亢進を調節していると考えることが可能であり、CB2 受容体を選択的に治療標的とすることで、自閉症スペクトラム障害に伴う症状の一部や、免疫系の異常を原因とする併存疾患を改善させられるかもしれません。

「至福」を意味するサンスクリット語にちなんで名付けられたアナンダミドについては、しばしば自閉症スペクトラム障害に伴う社会生活機能障害を改善させる薬理学的標的としての研究も行われています。自閉症のマウスモデルを用いた研究では、体内でアナンダミドを分解する酵素、脂肪酸アミドヒドロラーゼ(FAAH)の働きを阻害すると、マウスの顕著な社会性障害が回復しました[11]。

また、私たちが嬉しいときに分泌される神経ペプチドであるオキシトシンが、CB1 受容体においてアナンダミドを介した信号伝達を引き起こすことによって社会的報酬を制御する[12]ということも示されています。この知見が得られたことから研究者の間では、少なくとも自閉症のマウスモデルにおいては、オキシトシンによって引き起こされるアナンダミドの作用が阻害されることが、社会的に問題のある行動を生じさせる一因なのではないかという推察につながっています。

そうであれば、エンドカンナビノイド・システムが自閉症の発症に果たす重要な役割を理解することで、自閉症スペクトラム障害患者を苦しめる、複雑に絡まりあった行動面・健康面での問題に対処するための、より包括的な治療法の開発につながるように思われます。

大麻と自閉症—ユヴァルの場合

大麻草に含まれる化合物、とりわけテトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)は、エンドカンナビノイド・システムに作用することがわかっており、自閉症スペクトラム障害を患う多くの子どもや成人の苦しみを大麻草がさまざまな形でやわらげるのは、そのせいかもしれません。

重篤なてんかんの子どもに対する大麻の奏効例が大きなニュースとなっていますが、同様に、深刻な自閉症の子どもを持つ親もまた、我が子に大麻を与えたことを公にしています。

イスラエルの 27歳の青年ユヴァルは重篤な無発語自閉症です。子供の頃から、激しい感情の発露、自傷行為、極度の不安感を制御するために医師に処方された薬に効果はなく、彼の問題行動が抑えられることも生活の質が改善されることもありませんでした。

「重篤な自閉症の子どもと生活していなければ、それがどういうことかを本当に理解することはできないと思います」—ユヴァルの母親であるアビゲイル・ダーはそう言います。「まるで地獄のような生活よ。自分が愛し、大切に思う人と暮らしているのに、その人は落ち着かず、不安で、大声で叫び、行ったり来たりするけど何が欲しいのかがわからない。 自傷行為やメルトダウンが日常的に起こることはもちろん、家中がめちゃくちゃになるの」

アビゲイルとその夫がユヴァルに大麻を与えることを最初に考え始めたとき、イスラエルでは、自閉症スペクトラム障害は医療大麻の適応症に含まれていませんでした(小児てんかんは適応症でした)。でもダー夫妻のたゆまぬ働きかけのおかげで、ユヴァルはとうとう大麻の処方を認められたのです。

大麻がユヴァルの生活の質に与えた影響についてアビゲイルは、「まるで魔法のようだった」と言います。「息子は落ち着いて、以前よりも集中し、にこにこして、1年以上、自傷行為も感情を爆発させることもありませんでした — それは私にとっても息子にとってもまるで奇跡でした。生活が一変したわ、常にビクビクせずに彼と一緒にいられるんですから」

ユヴァルの場合、最も効果があったのは、高 CBD の大麻草全草から抽出されたオイルと、興奮したときは高 THC の乾燥大麻をベポライザーで吸うことでした。THC を含まない CBD 優位の大麻製品は、多動と不安感を強める傾向がありました。ただし、CBD オイルのみで症状が大幅に改善する子どももいます。

CBDオイルだけで十分なこともある—ニアールの場合

ダブリンのニアール・マッカートニーは、わずか1歳のときに熱性けいれんを起こし、それ以来彼の人生は永遠に変わってしまいました。覚えたわずかな言葉は失われ、ニアールは、不安と自傷行為に満ちた孤独な世界に生きているかに見えました。やがて彼は中程度の自閉症と診断され、最初のけいれんが原因の継続的な発作と脳損傷も残りました。

解決方法を必死に求める母親のシャロンは、インターネットを徹底的に検索し、大麻オイルが自閉症の子どもに奏効したという報告を繰り返し目にしました。アイルランドでは医療大麻の処方は不可能でしたから、シャロンと彼女の夫は CBD オイルを試すことにしたのです。

「まず、自傷行為が止まりました」とシャロンは回想します。「頭を叩いたり何かに打ち付けたりすることがなくなり、それから多動がなくなりました。おかげで身体全体が落ち着きました — あまりにも過剰だった感覚機能への負荷が正常になったんです」

何よりも劇的な変化が起こったのは、CBD オイルを摂り始めてわずか9日後のことでした。ニアールが初めて母親に口をきいたのです。「ニアールが『ママ、僕、もう頭痛くないしもう怖くないよ』って言ったの。母親として、それは決定的な瞬間でした。絶対にこれをやめない、と決めました」

現在9歳になった二アールの状態は引き続き改善を続け、シャロンはその大部分は CBD オイルのおかげだと考えています。

「生活がガラリと変わりました」とシャロンは言います。「CBD オイルはニアールに生きるチャンスをくれたんです。自分がその一部だと思えない世界にいるのではなくてね。二アールがこんなふうに生きられるとは思いませんでした。今みたいな生活の質が持てるとは思ったこともなかったの」

自閉症治療薬としての大麻—そのエビデンス

CBD が高い安全性を示していること、また小児てんかんへの効果について数々の研究がすでに行われていることから、大麻が自閉症の子どもに奏効するかどうかを調べるための最初の臨床研究に高 CBD の大麻オイルが選ばれたのは自然なことでした。

この2年間にイスラエルで3つの臨床研究が行われ、自閉症スペクトラム障害を持つ子どもと成人約2500人が、国営の医療大麻制度によってカンナビノイドによる治療を受けました(これはアビゲイル・ダーの働きかけが大きく貢献しています)。

最初の臨床研究は、自閉症スペクトラム障害と併存することが多い4つの疾患、多動症、睡眠障害、自傷行為、不安神経症の症状緩和に CBD オイルが奏効するかどうかを調べるものでした[13]。

53人の子どもに、高 CBD の大麻オイルが平均して 66日間与えられ、およそ3分の2の被験者で、自傷行為と怒り発作、多動、睡眠障害の改善が認められました。47.1% の子どもは不安が改善されましたが、23.5% では不安がひどくなりました。注意しなければならないのは、この結果が主に、両親からの報告に依存しており、その主観性を考慮しなければならないということです。

後ろ向き研究

イスラエルでは、自閉症スペクトラム障害があり、6か月間にわたって大麻オイル(CBD 30%:THC 1.5%)を与えられた 188人の子どものデータを分析する後ろ向き研究も行われています[14]。

自己申告、それができない場合は両親あるいはケアギバーが回答したアンケートの結果はやはり有望なものでした。

大麻による6か月間の治療によって、30.1% の被験者には症状の大幅な改善があり、53.7% にはある程度の効果がありました。何よりも重要なのは、副作用が非常に少なかったことです。

さらに、一人でシャワーを浴び、服を着られたなど、生活の質の指標についてもポジティブな変化が認められました。驚いたことに、6か月の治療の後、てんかんのあった被験者の 84% で「症状が消失」しています。

同じ年、アディ・アラン(Adi Aran)博士が、自閉症スペクトラム障害を持つ 60人を対象とした、より小規模な後ろ向き研究の結果を発表しました[15]。この研究では、Caregiver Global Impression of Change 指標を評価に用いています。被験者には、CBDTHC 比率が 20:1 の大麻オイルが、7〜13か月間与えられました。ここでも、被験者の 61% で行動の問題に、39% で不安神経症に、47% でコミュニケーションの問題に、かなりの改善が見られました。ほとんどの子どもは大麻の他にも薬を摂っていましたが、試験が終了したときには、33% の被験者が用量を減らし、24% は完全に他の薬を摂るのをやめていました。

無作為化試験

アラン博士は、最初に行った試験の持つ限界を意識し、自閉症治療に大麻を使うという概念を実証するための無作為化試験を行い、つい先ごろその結果が論文として発表されました。

自閉症があり、中程度から重度の行動問題がある子どもと若年成人 150人に、全草抽出で CBDTHC 比率が 20:1 の大麻オイル、純粋な CBDTHC を 1:1  で含有する大麻オイル、または偽薬のいずれかが、12週間にわたって与えられました。この研究の目的は、自閉症に伴う症状の改善にカンナビノイドが偽薬よりも効果があることを検証するだけでなく、CBDTHC のみでなく全草抽出の高CBDオイルの方が効果があるかどうかを検証することでもありました。

試験の初期に強いプラセボ効果があったせいで、結果は研究者が望むほど決定的なものではなかったものの、Clinician’s Global Impression(CGI)の質問表を用いて行われた破壊的行為の評価では、全草抽出オイル群では 49% の被験者が、純粋なカンナビノイド群では 38% が、偽薬群では 21% に改善が認められました。全草抽出オイルはまた、社会的反応性についても優れた効果を発揮しました[16]。

自閉症スペクトラム障害と CBD については、他にも複数の臨床試験が、現在参加者を募集中です。そのうち2つには、小児てんかん治療薬として承認された、純粋な CBD の医薬品エピディオレックスが使われます[17, 18]。キングス・カレッジ・ロンドンで行われる別の試験では、CBD とカンナビバリン(CBDV)の組み合わせが、自閉症の成人男性における興奮と抑制状態のアンバランスに与える影響を検証します[19]。

警告:THC の排除について

いずれの臨床試験でも、高 THC の大麻の不在が目立ちます。これは事実上、THC が含まれていなければ大麻による効果は低いという、自閉症スペクトラム障害を持つ多くの成人や子どもの声を無視していることになります。

31歳のイギリス人ソフトウェア・テスター、ジャスティン・クラークが自閉症スペクトラム障害のために初めて大麻を使ったとき、彼はディーラーから入手できるものを使う以外に選択肢がありませんでした。当時イギリスでは医療大麻は合法化されておらず、そのため必然的に彼は、高 THC の品種を使うことになりました。

「初めて大麻を試したとき、身体が軽くなったと感じました。肩から錘が外れた、そんな感じでした」とジャスティンは回想します。

ジャスティンには子どもの頃から感覚過負荷があり、また ADHD もあったため、一つひとつの感覚に集中し、それを楽しむということができずにいました。

「ちょうどステレオのグラフィックイコライザーみたいに、全部の感覚センサーにスライダーが付いているんです」とジャスティンは説明します。「でも、デフォルトの設定が高すぎるんですよ。大麻はその音量を下げて、一つ一つの感覚に集中するのに役立ちます。感覚に過剰な負荷がかかるのを防いだり、すでにそれが起こってしまっている場合は調節してくれるんです」

ジャスティンはまた大麻のおかげで、対人関係においてよりリラックスできるようになりました。

「人といてリラックスできるし、会話に参加できるようになりました。特に集団でいるときにね。少量の大麻を使うと、ずっと気分が楽です。今そこで起きていることに集中できるんです。他の人が言っていることに付いていくのも以前より楽になりました」

幸いにも 2018年にはイギリスで医療大麻が合法化され、おかげでジャスティンは現在は医療大麻を合法的に処方されています。彼はこれまでさまざまなカンナビノイドの比率のものを試し、中には高 CBD の製品もありましたが、少なくとも彼にとっては、圧倒的な感覚過負荷をやわらげられるのは THC だけです。常に過剰な感覚刺激に圧倒されずに済むようになったジャスティンは、不可能と思っていたほどに人生を楽しめるようになり、趣味も増え、イギリスの医療大麻合法化運動に積極的に参加しています。

もしかすると、科学・医学界はまさにこの点で大きな過ちを犯しているのかもしれません — 彼らは、自閉症スペクトラム障害の治療には何が役立つかを、ニューロダイバーシティ(脳の複雑さ)の仕組みや実際の体験、あるいは大麻草という植物の複雑さを考慮しない推測に基づいて決めています。研究の枠組みから不必要に THC を排除することは、自閉症の患者にとっても、科学・医学界にとっても、不利益をもたらすのです。


 

Project CBD の寄稿者メアリー・バイルズ(Mary Biles)は、ホリスティックヘルスに造詣の深いジャーナリスト、ブロガー、エデュケーター。イギリスとスペインを拠点とし、医療大麻研究の進歩を正確に報告することに注力している。

当サイトの著作権は Project CBD にあります。許可なく転載を禁じます。


参照文献

  1. Kirsten Lyall et al. Maternal lifestyle and environmental risk factors for autism spectrum disorders. Int J Epidemiol. 2014 Apr; 43(2): 443–464.
  2. Frank MC Besag. Epilepsy in patients with autism: links, risks and treatment challenges. Neuropsychiatr Dis Treat. 2018; 14: 1–10.
  3. Medical Comorbidities in Autism – A Primer for Health Care Professionals and Policy Makers. ThinkingAutism.org.uk.
  4. Gene J Blatt et al. Alterations in GABAergic Biomarkers in the Autism Brain: Research Findings and Clinical Implications. The American Association for Anatomy. 08 September 2011.
  5. Vargas RA (2018) The GABAergic System: An Overview of Physiology, Physiopathology and Therapeutics. Int J Clin Pharmacol Pharmacother 3: 142.
  6. Erwen Sigel et al. The major central endocannabinoid directly acts at GABAA receptors. Proc Natl Acad Sci U S A. 2011 Nov 1; 108(44): 18150–18155.
  7. Fabio Arturo Iannotti et al. Endocannabinoids and endocannabinoid-related mediators: Targets, metabolism and role in neurological disorders. Prog Lipid Res 2016 Apr;62:107-28.
  8. AE Purcell et al. Postmortem brain abnormalities of the glutamate neurotransmitter system in autism. Neurology. 2001 Nov 13;57(9):1618-28.
  9. Adi Aran et al. Lower circulating endocannabinoid levels in children with autism spectrum disorder. Molecular Autism volume 10, Article number: 2 (2019).
  10. Dario Siniscalco et al. Cannabinoid receptor type 2, but not type 1, is up-regulated in peripheral blood mononuclear cells of children affected by autistic disorders. J Autism Dev Disord. 2013 Nov;43(11):2686-95.
  11. Don Wei et al. Enhancement of Anandamide-Mediated Endocannabinoid Signaling Corrects Autism-Related Social Impairment. Cannabis and Cannabinoid Research Vol. 1, No. 1. 8 Mar 2016.
  12. Don Wei et al. Endocannabinoid signaling mediates oxytocin-driven social reward. Proceedings of the National Academy of Sciences Nov 2015, 112 (45) 14084-14089.
  13. Dana Barchel et al. Oral Cannabidiol Use in Children With Autism Spectrum Disorder to Treat Related Symptoms and Comorbidities. Front Pharmacol. 2018; 9: 1521.
  14. Bar-Lev Schleider et al. Real life Experience of Medical Cannabis Treatment in Autism: Analysis of Safety and Efficacy. Sci Rep 9, 200 (2019).
  15. Adi Aran et al. Brief Report: Cannabidiol-Rich Cannabis in Children with Autism Spectrum Disorder and Severe Behavioral Problems-A Retrospective Feasibility Study. J Autism Dev Disord. 2019 Mar;49(3):1284-1288.
  16. Cannabinoids for Behavioral Problems in Children With ASD (CBA). ClinicalTrials.gov
  17. Cannabidiol for ASD Open Trial. ClinicalTrials.gov.
  18. Trial of Cannabidiol to Treat Severe Behavior Problems in Children With Autism. ClinicalTrials.gov.
  19. Shifting Brain Excitation-Inhibition Balance in Autism Spectrum Disorder. ClinicalTrials.gov.

 

Revision date: 
Feb 5, 2021

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